皆さん、こんにちは!足立区北千住にある歯科医院、
荻原デンタルクリニック歯科医師の高山です。
過去2回、金属アレルギー関連を載せました、今回は第3弾です。
金は比較的アレルギーを起こしにくいとされ、
加工しやすく合金の形で歯科用修復物に使われています。
保険の銀歯にも12%の金が含まれており、
金は歯科治療に欠かせない金属です。
しかし、金に対してアレルギー症状を起こしたという症例も報告されています。
金に陽性反応が出てしまうと、修復物の選択が困難で
オールセラミックなど保険適用外のものが多くなり、
経済的負担も大きくなってしまいます。
チタンは軽く、強く骨にもくっつくということで、
現在はインプラント材料として使用されています。
しかしチタンは歴史が浅く、時間経過による
アレルギーの心配は全くゼロではありません。
またチタンにアレルギーがないのにインプラント後に
アレルギーを起こしたという報告もあります。
原因は
チタンのインプラントを作るのに使用した機械の金属だった
というものです!!
たとえ純チタンのインプラントでも、それを作る機械も純チタンでないと
100%の安全はいえないということになってしまいます…