皆さん、こんにちは!足立区北千住にある歯科医院、荻原デンタルクリニック歯科医師の荒です。
今回は、『予防歯科』についてお伝えしたいと思います。
予防歯科とは、ムシ歯になってからの『治療』ではなく、なる前の『予防』に取り組む考え方のことです。
歯とお口の健康を守るためには、『プロケア』と毎日の『セルフケア』の両方を続けることが大切になります。
また、予防歯科には、①フッ素を残す②歯垢を落とす③菌を増やさないという、3つのポイントがあります。
フッ素の役割は、酸により歯から溶け出たカルシウムやリンを補うことを促進したり、歯の表面のエナメル質を、酸に溶けにくい性質にします。
では、みなさん歯垢の正体は知っていますか?歯垢(プラーク)の正体は細菌のかたまりです。1mgの歯垢には、約2〜3億個もの細菌がいると言われています。これが、ムシ歯や歯周病、口臭の原因になります‼︎
そして、細菌は寝ている間に増加します。唾液には、お口の中の細菌などを洗い流す自浄作用がありますが、この分泌量が減ることが原因と言われています。
予防歯科というと、難しいと思うかもしれませんが、3つのポイントを覚えるだけで、効果的にムシ歯を予防することができるので、ぜひ今日から実践してみてください‼︎