皆さん、こんにちは!足立区北千住にある歯科医院、
荻原デンタルクリニック歯科医師の髙橋です。
今回は、歯根膜についてのお話です!
「噛む時」「食いしばる時」、歯は大きな力を受けます。
この力が直接、歯槽骨や脳にガンガン響かないように、歯根と歯槽骨の間には、歯を包み込んで衝撃を和らげるハンモックのような役割をしている、「歯根膜」という膜があります。
この歯根膜は「歯」と「骨」という全く違う世界をつないでいます。
この歯根膜の中には、歯や骨を作ったり、壊したりする細胞・血管・神経が含まれています。
さらには、三叉神経とも繋がっていて、歯根膜が「噛んだぞ」と伝えると、その情報は脳の「やる気」「考える力」「記憶」に関係する場所を刺激する事がわかっています。
「噛むこと」は「元気に生きること」につながります!
その鍵となるセンサーが歯根膜の中には隠れていますので、皆さんも食事の際にはよく噛むように心掛けてみて下さい!