みなさんこんにちは。ルミネ千住歯科クリニック、歯科医師の地曵です。
1日の中で寒暖が激しいこの頃ですが、いかがお過ごしでしょうか。
今回は虫歯予防のための2つのコントロールについて話していきます。
1つはプラークコントロールです。
虫歯は口腔内にいる虫歯菌が起こす感染症であり、虫歯菌の数を物理的に減らす事がプラークコントロールの要になります。
その際に役立つアイテムがデンタルフロスや糸ようじなどの歯と歯の間をケアできる道具です。歯ブラシでは歯と歯の間の汚れは半分程しか物理的に取れないため、歯ブラシ+1が重要です。
歯垢染色液もプラークコントロール時に力を発揮します。歯垢(デンタルプラーク)を染める液体で、磨き残しが一目で分かります。薬局などで置いているところもあります。歯磨きの苦手な部位が分かる事で、プラーク除去率が改善される方が多くいらっしゃいます。
2つ目のコントロールはシュガーコントロールです。シュガーとは糖質のことで、虫歯菌は糖質を栄養にしています。糖質の摂取頻度が多いほど虫歯が進行するリスクが高まるのです。
対策のポイントとしては、間食の頻度を少なくすることです。そして、飲み物にも注意が必要です。清涼飲料水には糖質が含まれていることが多く、これも間食と同じような働きで虫歯進行のリスクになります。日常的に摂取する飲み物を水やお茶に変えることは効果が大きいです。
気になった方は、「清涼飲料水 砂糖」で検索してみて下さい。
今回話した内容は予防のほんの一部ですので、気になる方は是非スタッフに聞いてみてください。