皆さんこんにちは、ルミネ千住歯科クリニック歯科衛生士の森です。
インド5000年前から伝わるアーユルヴェーダという予防医学では“口は生きる入り口“と言われています。
そして毒素といわれる舌苔を毎朝丁寧に取り除くことから神聖な朝が始まるとされています。
舌苔の毒素はアーユルヴェーダでは“アーマ”と呼ばれ、体の中の未消化物(食べ過ぎや消化不良になったもの)が舌の上に現れると言われています。つまり毎日の自身の体の内部の状態を可視化できるのが舌苔です。
薄ら白い舌苔がある状態が正常で、厚みがあったり、黄色、褐色、黒色の舌苔は体からのSOSです。舌苔が毎日どれだけの量取れるのかも観察することが大事とされています。
1日の始まりに舌苔から体の状態を知ることで、その日の食事や過ごし方をコントールできるようになります。毎朝舌苔の様子をよく観察してみてください。舌チェックをしたら、ついでに舌磨きのケアもしてあげましょう。粘膜を傷つけないように舌ブラシで優しく撫でるようにケアするといいです。