みなさんこんにちは、ルミネ千住歯科クリニック歯科医師の浦野です。乳酸菌というと腸内環境を整える”腸活”のイメージが強く、一見 歯とは無関係に感じる方も多いかもしれません。実は乳酸菌は腸内環境を整えるだけではなく、歯周病や虫歯予防にも効果が期待できるんです。
人間の腸内には1000種類、100兆個以上の腸内細菌がいるといわれています。この腸内の細菌叢を表す腸内フローラという言葉は一度は耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか?実は腸内に細菌叢があるように、お口の中にも500種、1000億個以上の細菌が生息している口内フローラがあります。口内フローラの善玉菌を優勢にすることで歯周病や虫歯予防などお口の中を健康につなげることが可能になります。
善玉菌である乳酸菌を定期的に摂取する事で善玉菌優勢の口内フローラを保つサポートにつながります。ここで口内に作用する乳酸菌の種類をいくつか御紹介します。
*LS1
*ロイテリ菌
*L8020
*WB21
日常生活でヨーグルトやタブレットなどから乳酸菌のパワーを得ることで歯周病や虫歯予防に役立ちます。ただし、基本は毎日のハミガキや定期的な検診が何より大切になりますが。。
乳酸菌のパワーで口内フローラを健康に保ちつつ当院で定期的な検診を受けてお口の健康を保てるようにぜひ一緒に取り組んでいきましょう!