皆さん、こんにちは!ルミネ千住歯科クリニック歯科衛生士の寺田です。2月も近付き寒さが増してきましたね。お身体にはお気を付け下さい。本日は知覚過敏についてお話していきます。
虫歯でもないのに、冷たいものや歯ブラシの毛先などの刺激で歯がしみたり、痛みを感じたりすることがあります。これが知覚過敏です。甘いものや酸っぱいものも刺激となり、症状を感じることもあります。
知覚過敏の原因
知覚過敏は、歯周病や加齢などにより、歯の根元の部分の象牙質が露出しておこります。
歯は、健常な状態であれば象牙質はエナメル質と歯肉におおわれていて、冷たさなどの刺激から守られています。しかし、歯周病が進行したり、加齢や不適切なブラッシング、不正なかみ合わせなどで歯茎が下がってしまうと、歯の根元の部分の象牙質が露出していまいます。象牙質には神経につながる無数の穴があいているため、象牙質の穴を通して、受けた刺激が神経に伝わり痛みを感じてしまいます。
知覚過敏にならないようにするには、適切なブラッシングで歯の象牙質の露出を防ぐことが基本です。また、知覚過敏専用の歯磨き粉も効果的です。ブクブクうがいしすぎてしまうと知覚過敏に効く成分が流れてしまうので、ゆすがないで唾だけ出すorゆすいでも1回までがオススメです。それでも症状がひどい場合には歯科医院に相談しましょう。