皆さん、こんにちは!足立区北千住にある歯科医院、
荻原デンタルクリニックの歯科衛生士・西谷です。
題名の「指しゃぶり」は、乳幼児期の子どもに多く見られる口腔習癖です。
3~4歳までの指しゃぶりは発達途上でみられる生理的なものであり、問題視する必要があまりないのですが、心配してしまう方も少なくありません。
指しゃぶりをすると歯並びに影響が出ることはよく知られていますが、あまり早期に指しゃぶりを奪ってしまうと、お子さんの心理状態に悪影響を及ぼす可能性もあります。
5~6歳を過ぎても継続する指しゃぶりは、歯列・顎骨などの変形を招いたり、咀嚼・嚥下・発音などの口腔機能への悪影響を及ぼしたりします。
無理にやめさせると隠れて指しゃぶりをしたり、罪悪感を芽生えさせたりなど問題が生じてしまいます。
指しゃぶりを否定せず、少しでも我慢出来たら褒めてあげて、ポジティブにやめる方向へ持っていくのが望ましいです。