「歯の神経を抜く」この言葉を軽く視てはいけない

皆さん、こんにちは!足立区北千住にある歯科医院、
荻原デンタルクリニック歯科医師の高山です。
今回は根の治療についてお話しします。
「神経を取らないといけませんね。」
歯科治療経験の多い方はよく聞く言葉かもしれませんが
私は患者さんの神経を取るとなった場合、凄く悲しくなります。
歯の神経を抜くとどうなってしまうのか?
1,歯の寿命が短くなる
 神経を抜くことで歯の内部の血管も除去されてしまうので、
 歯に栄養がいかなくなってしまい、枯れ木のようにもろくなり
 欠けたり割れたりしやすくなります。
2,歯の色が変色する
 栄養がいかなくなると象牙質のタンパク質が変質し変色していきます
3,歯の異常を感知できなくなる
 神経を取った歯も虫歯になります!
 しかし、異常を感知するセンサーがなくなりますので
 気づかないうちに進行してしまいます。
 その結果抜歯にいたるケースも多いです。
4,治療期間、費用が余計にかかる
 神経の治療に入るといっきに治療回数が増えてしまいます。
 数ヶ月かかる事もある上に、完治しないこともあります。
5,きれいに治療しても治らない、再発することがある
 根の中は直接見ることが難しいため薬液に頼るところが大きいです。
 また人によって根の形は様々で細かく枝分かれしていたりと
 非常に厄介なものとなります。
なので少しでも神経の取らない治療を心掛けています。
虫歯が深い場合、ギリギリでも残せるよう処置をします。
しかしその場合数ヶ月後あるいは1年後に神経が耐えきれず
痛み初めて結局神経を取らざるをえないことも出てきます。
そのため、先生によっては虫歯が深いとそのまま神経を取る先生もいます。
しかし自分の歯だったらダメ元でも残す治療をして欲しいと私は願うので、
極力残す治療法を提示します。
結局は歯の神経を処置するまで放置していてはダメなのです。
痛くなる前に歯医者へ!
というのは当然なのですが、そもそも歯が痛くなるということ自体が
異常事態であると考えなければいけませんね。
もし自分の歯がズキズキ痛み始めたら、
私なら予定を全てキャンセルしてでも歯医者に通いつめます!
 

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