皆さん、こんにちは!足立区北千住にある歯科医院、
荻原デンタルクリニック衛生士の高須です。
今日はとってもいいお天気ですね。
今日は口腔ケアの目的についてお話ししたいと思います。
近年、歯科医療の一環としてだけでなく、健康増進を目的とした口腔ケアの重要性が、医療従事者からのみならず、テレビや雑誌等のメディアを通じても謳われるようになりました。
その結果、確かに口腔ケアは重要視されてきています。
しかし、その目的は、一般的には「むし歯予防・歯周病予防・口臭予防」だとしか思われていません。
ケアの目的が「歯周病原細菌と関連性が高いとされる全身疾患(糖尿病・誤嚥性肺炎・心筋梗塞・脳梗塞・動脈硬化・早産など)の改善や予防」であることは以外にしられていないのです。
極論ですが、口腔内細菌を原因とした細菌性肺炎は免疫力が低下した高齢者を死に至らせることもあります。よって、加齢にともなう嚥下反射の回復が困難な高齢者は、細菌性肺炎の予防法として、入れ歯を含めた口腔内を衛生的に保つことが必要です。