皆さん、こんにちは!足立区北千住にある歯科医院、荻原デンタルクリニック歯科医師の荒です。
歯の神経を抜いた後はどうなってしまうのか。神経を抜く前に知っておかないといけないことがあります。
まず、歯の神経の空洞には神経以外に血液も流れています。この血液から歯の中に水分が運ばれています。歯の神経を抜いてしまうと、水分が失われ、枯れ木のようになり、硬いものを噛んだ時割れてしまうことがあります。
また、歯の神経は、知覚過敏や歯にひびが入ったり根元が削れたりしたときに、しみる・違和感を感じる等の症状で歯の変化を教えてくれます。
さらに、歯の神経を抜くと歯は死んでしまい、死んでしまった歯は新陳代謝がなくなるため古い組織がそのまま残り、黒く変色していきます。この他にも色々なことが起こります‼︎
なので、なるべく神経は残した方がいいと言うことです。歯に神経があると、食事をした時に熱いものや冷たいものを感じて、美味しく食事ができます。
そのためにも、きちんと定期的な検診を受けることや、何かしら症状があったらすぐ受診すること、そして毎日きちんと歯磨きをすることが大切ですね‼︎