皆さん、こんにちは!足立区北千住にある歯科医院、
荻原デンタルクリニック歯科医師の鹿島です。
平成23年8月10日に「歯科口腔保健に関する法律」というものができました。この法律には国民が健康な生活をおくるためにお口の健康が欠かさせないことや、日々の生活でむし歯や歯周疾患などのお口の病気を予防することが大切だと書かれています。
また国は国民が健康な生活を送ったり、健康格差をなくしたりするために「健康日本21(第2次)」という目標を定めています。
その中に例えば
・3歳児でう蝕がない者の割合が80%以上である都道府県の増加
・12 歳児の一人平均う歯数が1.0 歯未満である都道府県の増加
といった目標が設けられています。
それでは、こういった目標を達成するためにはどうすればよいのでしょうか?「歯科口腔保健に関する法律」では、こういったことも歯科医師の仕事としてあげられています。
でも歯科医師個人の力では、とても国民みなさんの健康をまもることはできません。そこで国や県などの役所にも歯科医師がいて、みなさんのお口の健康をまもる方法を考えています。
そして日本歯科医師会や、各県、各地域の歯科医師会などの歯科医師と力を合わせて、国民のお口の健康の維持と増進のためにがんばっています。
また現在で各県独自の歯科保健に関する条例を作っている都道府県は、38もあり地域独自に住民の方のお口の健康増進に力を注いでいます。
平成24年の統計では、300人近い歯科医師が役所などで働いています。