皆さん、こんにちは!足立区北千住にある歯科医院、
荻原デンタルクリニックの歯科医師の高橋です。
皆さん、11月8日は「いい歯の日」ということをご存知でしょうか?!
よく噛んでおいしく食べたり、はっきり発音して話すには、丈夫な歯や、それを支える歯肉の健康が欠かせません!ところが、なんと日本人の成人の約8割が、口の中に歯を失いかねない重大な問題を抱えています。
歯を失うと、食べ物を咀嚼して消化を助けたり、唾液の分泌を活発にして、口の中の抗菌・自浄作用を促すといった働きが低下してしまいます。
さらに近年の研究から、歯周病が全身に及ぼす深刻な影響についてもわかってきました。
口の中で繁殖した歯周病菌は、血管やリンパ管を通じて他の臓器に侵入。動脈硬化や糖尿病などの生活習慣病がある人には、歯周病が多くみられ、悪化しやすいともいえます。
例えば、脳梗塞の場合、歯周病の人は、そうでない人の2.8倍も罹患しやすいそうです。
まず、1番大切な事は、歯肉の炎症の原因であるプラークを極力減らすことです。
口の中の食べかすなどの汚れがプラークになるまで、おおよそ12時間かかるといわれています。
食後には、1日3回こまめに歯を磨き、しっかり汚れを取り除くことが理想的ですね☆
歯や歯肉の状態は全身の健康シグナルにもなりますので、違和感を感じた時は早めに受診するようにしましょう!!