エナメル白斑とむし歯の成り立ち

皆さん、こんにちは!足立区北千住にある歯科医院、
荻原デンタルクリニック歯科医師の鹿島です。
むし歯の進行段階として、エナメル質う蝕・象牙質う蝕・歯髄炎という分類があります。よく歯科医師や衛生士さんが歯式をとるときにC1、C2と言っているのはそのことです。
エナメル質う蝕の前段階の「表層下脱灰」は、臨床的にはエナメル白斑として診断されます。白斑はエナメル質表面の色調の変化であり、原因となっている歯垢(食べカス)が付着していた部分を十分に乾燥することによって視診によって確認されます。
したがって歯科医師だけでなく患者さん自身によっても自覚可能な症状です。また、エナメル白斑は個々の歯のむし歯リスクを意味します。
エナメル白斑の特徴として、表面の連続性があり、むし歯菌の歯への侵入がなく、白斑の内部にてカルシウム・リン濃度が高濃度に維持されている点が挙げられます。
むし歯の成り立ちとしては、脱灰(むし歯菌が出す酸や酸性食物の摂取、食事により口の中が酸性に傾くことによって歯が溶けること)によって失われるミネラルと再石灰化(唾液や歯の表面の中のカルシウムやリンが、溶けた歯を元に戻すこと)によって獲得されるミネラルの量のバランスが崩れる事で、歯が溶けだします。
脱灰と再石灰化のバランスをコントロールする最大のポイントは、セルフケアとプロフェッショナルケアの両面から、歯垢の酸酸性能を抑えること。と同時に、唾液と歯質表面が接する機会を確保し、唾液の再石灰化能をいかに促進するかにかかっています。
セルフケアとしては、フッ素入りの歯みがき粉の使用が効果があります。当院にも、受付にてフッ素入りの歯磨き粉を販売しておりますので、是非お声掛けして下さい!

お電話でのご予約・お問い合わせ tel.072-690-7886
診療時間
10:00〜14:00

/

/

14:30〜18:30

/

/

休診日
休診日:日曜日・祝祭日
新規患者様受付は17:20まで
お問い合わせ
初めてご来院の方は問診票の入力の上、ご予約をお願いいたします

初回はご予約時間の5分前に来院頂くようお願い致します。
・当日は必ず、保険証をお持ち下さい。お忘れの場合は、10割負担になります。
・キャンセル、変更、遅刻等は事前にお電話でご連絡下さい。

LINE登録

© 北千住の歯科ならルミネ千住歯科クリニック. All Right Reserved.