皆さん、こんにちは!足立区北千住にある歯科医院、
荻原デンタルクリニック歯科医師の高山です。
ついこのあいだ、フェイスブックの中で「歯科で起きた実際の事故」というタイトルの記事がありました。
内容は、
下の歯の治療中にドクターが手を滑らせて、バーを
口腔底に突き刺してしまった、ドクターはパニックになり
ペダルを踏みっぱなしにしたため、バーは粘膜を削り続け顎を突きやぶってしまった。
幸い血管、神経は避けてたため大事には至らなかった。
というものでした…
が、これは作り話です。
そもそも顎を突き破るほど長いバーなどありません。
また、粘膜を巻き込んで回転し続ける程のパワーもありません。
術手袋や綿を巻き込んだだけでも止まってしまうほど、意外とパワーはないのです。
多くの人が閲覧するフェイスブックのですら、このようなデタラメな記事があるので
どのジャンルでも、ネットで調べるのは一つの手段ですが鵜呑みにしてはいけませんね。