皆さんこんにちは!ルミネ千住歯科クリニック歯科医師の窪田です。
長いGWが明けて、気温の高い日が続いておりますが体調を崩されてはないでしょうか?
お風邪などひかれないようにご自愛ください。
さて、本日は『非歯原性歯痛(ひしげんせいしつう)』というものについてお話させていただきます。
歯科医院を受診するきっかけの1番が『痛み』だと思います。
むし歯などが原因で歯のお痛みがでることを
『歯原性歯痛(しげんせいしつう)』といいます。
でも実は、歯には全く異常はないのに、何故か歯の痛みが続いてしまうということがあるのです!これを『非歯原性(歯が原因ではない)歯痛』と呼びます。
何故このようなことが起こるのか原因はさまざまなのですが…
1つに、お口周りを動かす筋肉の疲労が挙げられます。
顎の筋肉痛が歯や歯ぐきの痛みとして感じられることがあるのです。これを関連痛といい、顎の筋肉のマッサージや顎の使いすぎを防ぐことで歯の痛みが落ち着くことがあります。
他に、神経の障害によるものや心臓の病気によるもの、上顎洞(上あごの左右奥歯の上あたりにある空洞)の炎症によるもの、精神的なものなどさまざまな原因で歯の痛みに繋がることがあります。
歯は全く問題ないと言われたのに何故か痛みが続いてしまう…
そんな悩みをお持ちの方は、専門の大学病院などのご紹介もできますので、是非一度ご相談ください!