皆さんこんにちは。ルミネ千住歯科クリニック・マネージャーの片野です。
暑い季節が続くとさっぱりした酸っぱいものが食べたくなりませんか?
酸っぱいものが食べたくなるのは、身体が疲れている証拠とよく言いますね。
夏は汗と一緒に鉄分などのミネラルも出ていってしまうことが多く、鉄分不足で貧血になる事も多い季節です!
レモンや梅干しなどに多く含まれるクエン酸は、鉄分の吸収を高めてくれる役目があります。
またクエン酸の酸っぱさは食欲増進にも繋がります!
そして疲労物質である乳酸を分解し、疲労回復にも効果があります。
だからと言って摂取し過ぎには要注意です⚠️
歯は思っている以上に酸に弱く、私たちが酸っぱいと感じる酸性度の高い飲食物に長く触れていると簡単に溶けてしまいます。
こうした状態を放っておくと、冷たいものがしみる知覚過敏やむし歯が一気に進行するなど色々なトラブルを引き起こすことになります。
この現象を「歯の酸蝕(さんしょく)」と言い、病的に傷んでしまった状態を「酸蝕症」と言います。
酸蝕症を防ぐためには、
①酸性の飲食物を口にしたら水で口をゆすぐ
②酸性飲食物をだらだら飲食しない
③寝る前には酸性の飲食物を控える
などの対策が必要です。
年々長くなる暑い季節をうまく工夫し対策しながら、乗り切っていきましょう♪