みなさんこんにちは!
ルミネ千住歯科クリニック、歯科衛生士の座間です。
だらだら食べたり、糖を含む飲料をこまめに飲んだりすると、むし歯になりやすくなってしまうのはご存知ですか?
普段お口の中は中性に保たれているのですが、飲食をするとお口の中は酸性に傾き始めます。そしてある一定の所で歯の表面のエナメル質が溶け出します。これを脱灰と言います。
そして飲食終了後の20分~1時間程で、唾液の作用によってお口は中性に戻り、歯の表面が修復されます。これが再石灰化です。
私たちのお口の中では、飲食をする度に、この脱灰と再石灰化が繰り返されています。
これが、間食が多いとどうでしょう?
脱灰した歯が再石灰化する暇もなく、また脱灰し、お口の中はずっと酸性の状態になってしまい、むし歯になりやすい環境が出来上がってしまうのです。
間食だけではありません。飴をよく舐めたり、糖入りのコーヒーや炭酸飲料をちびちび飲んだりするのも同じです。
むし歯予防には歯磨きが欠かせませんが、こういった生活習慣を見直すことも大切ですね。