皆さん、こんにちは!足立区北千住にある歯科医院、
荻原デンタルクリニックの歯科医師の高橋です。
今回は、乳歯の変色についてお話ししたいと思います。
お子様がケガをし、歯医者さんに受診した時に、振蕩と診断され、軽度のため経過観察した場合や、受診しても痛みがそれほどなく放置した場合に、1ヶ月くらい経過してから歯が変色して慌てて来院される場合があります。
変色の原因には、歯髄出血や歯髄組織が徐々に変性してきていることが考えられます。
変色後は、ゆっくりと改善していく場合と、さらに強くなる場合がありますので、経過観察が必要です。
ただし、歯が変色してきても、X線写真などで他に症状がみられない場合は、そのまま正常に永久歯へ交換することが多いですので、かかりつけ医の先生としっかり経過を追うことが大切です。
お母様方も慌てず、早めに歯科受診することをおすすめします。