皆さん、こんにちは!足立区北千住にある歯科医院、
荻原デンタルクリニックの歯科医師の高橋です。
今日は朝から雨が降り、肌寒いですね。風邪には注意しましょうね。
今回は噛むことの大切さについてお話しします。
皆さんは食事の時、ひと口何回くらい噛んでいますか?
軟らかくて、あまり噛まずに食べられる食品が豊富になった現代では、昔に比べて噛む回数が減ったと言われています。
更生労働省では、ひと口30回以上噛むことを目標とする「噛ミング30」(カミングサンマル)を提唱しています。
では、一体、よく噛むことで健康にどのような影響があるのでしょうか?
例えば・・・
①肥満予防
②唾液の分泌促進
③口の周りの筋肉が鍛えられる
④脳の働きが活発になる
⑤胃や腸の働きを助けてくれる
などなど、良いことがたくさんあります。
“食欲の秋”は特に、新米や旬の食材を使ったスイーツなど、誘惑が多い季節です!
十分な食事をとっていても、満腹感が得られないと食べ過ぎになってしまいます。
満腹感は、ものを噛んだり、胃が膨らんだりする刺激が、脳の満腹中枢に伝わることで起こるため、よく噛まずに飲み込んだり、早食いをすると、なかなか刺激されないのです。
例えば、食事で太らないための調理ポイントとしては・・・
①歯ごたえのある食材を選ぶ
②食材を大きめに切る
③食材は蒸す、焼く
④薄味にする
などがあげられます。
さらに、”スポーツの秋”と言われるように、太りにくい体を作るためにも適度な運動が必要です。
私も普段なかなか運動する機会がないので、ジョギングやウォーキング、サイクリングなど、手軽に出来ることから始めてみようと思っています!