皆さん、こんにちは!足立区北千住にある歯科医院、
荻原デンタルクリニック歯科医師の鹿島です。
江戸時代、歯が痛くなると口中医という現代の歯科医院のようなところで、主に抜歯をしてもらっていましたが、一般庶民には治療費が高く、通うことができなかったようです。
では、どうしたのか? 所謂、加持祈祷を行ったのです。
具体的には、「九頭龍大神を祀っている戸隠神社(長野県長野市)で、歯を患った者が3年間『梨』を絶って参拝すると治る」という言い伝えがあり、信仰したようです。
戸隠神社に行くことができない江戸庶民は、梨の実に自分の名前と痛む歯の場所を、例えば「右上の奥から3番目」などと書いてから神社のある戸隠山の方角を向いてお祈りし、その後、梨の実を川へ流したと言われています。
では、なぜ梨の実を絶ったのでしょうか? 昔、梨の実に含まれている酸で歯が溶けると思われていたようで、また、梨の実を食べるとその酸によって歯が白くなるとも考えられていたようです。
現在では、梨の実に含まれているソルビトールはキシリトールと同じ糖アルコールの仲間で、むし歯菌の増殖を抑える働きがあると言われています。
時代が変わると果物の立場も色々と変化するようです
余談ですが、梨の実は昔は亜梨(あり)の実と言いました。「なし」という言葉を忌み嫌ったためです。その他にも、「スル」という言葉も嫌って、「スルメ」を「アタリメ」、「すり鉢」を「当たり鉢」と言い換えていました。
日本人は何て縁起をかつぐ民族だろうと、つくづく思いますね。

お電話でのご予約・お問い合わせ tel.072-690-7886
診療時間
10:00〜14:00

/

/

14:30〜18:30

/

/

休診日
休診日:日曜日・祝祭日
新規患者様受付は17:20まで
お問い合わせ
初めてご来院の方は問診票の入力の上、ご予約をお願いいたします

初回はご予約時間の5分前に来院頂くようお願い致します。
・当日は必ず、保険証をお持ち下さい。お忘れの場合は、10割負担になります。
・キャンセル、変更、遅刻等は事前にお電話でご連絡下さい。

LINE登録

© 北千住の歯科ならルミネ千住歯科クリニック. All Right Reserved.