皆さん、こんにちは!足立区北千住にある歯科医院、
荻原デンタルクリニックの衛生士の岩渕です。
先日、箱根へ旅行に行って参りました!私は絵本「星の王子さま」がすごく好きで、
念願だった星の王子さまミュージアムに行くことが出来ました。
施設内は星の王子さまの世界観で溢れていて、挿絵が忠実にあったり
各国の本と同じような場面が再現されていて、とても楽しかったです。
「星の王子さま」の本の冒頭は「おとなは、だれも、はじめは子どもだった。
(しかし、そのことを忘れずにいるおとなは、いくらもいない。)」とあるように、
この作品は子供の心を忘れてしまった大人に向けたものであります。
王子が訪れた星で出会うのは、いずれも愚かさを風刺化された大人たちであり、
ミュージアム内にある、大人たちの説明書きに考えさせられました。
〈王さま〉命令ばかりするこの人は、実際には何の権威も持っていません。それでも、架空の地位や対面に傷がつくことを、何よりも恐れています。
〈うぬぼれ屋〉褒め言葉しか耳に入らない男は、どこにでも見られるタイプの人間です。王さまが他人を家来としか見ないように、彼は相手を賛美者としてしか見ないのです。
〈天文学者〉民族衣装での学会発表は、外見で人を判断する大人の偏見を皮肉っています。
〈呑み助〉色々なことがどうでも良くなり、お酒を飲む。でも酒に呑まれることが恥ずかしいので、それを忘れるためにさらにお酒を飲んでいる。
〈実業家〉紙の上での形式的な所有にしか興味がない実業家には、本当に大切なものを知らないのに、尊大に構えた態度、有害無益な寄生的性格など、様々なマイナスイメージ。
〈点燈夫〉点燈夫だけは、奉仕と忠実さという点で、他の星の住人とは異なっています。ただし奉仕といっても、実利的生産的な仕事に携わっているわけではありません。
〈地理学者〉フィールドワークを軽視する地理学者は、間接的な手段による情報収集を真の知識と混同しています。
これを読んで当てはまるかも、とドキッとした方がいらっしゃるかもしれません。
肝心なことは目に見えない・・・、他にも名言がたくさんあります。
それらに触れて、何が自分にとって大事な物なのか、それを大事にしているのか、
一度考えてみても良いかもしれないですね。