皆さん、こんにちは!足立区北千住にある歯科医院、
荻原デンタルクリニックの歯科衛生士の中里です。
昨日の新聞記事に、震災による液状化についての、千葉県浦安市の復興についての記事が載っていました。
市の液状化対策技術検討調査委員会で再液状化は起きるとの結論が出ていて、首都直下型地震も心配されています。
単なる原形復旧ではなく、液状化対策を施して初めて復興につながる。
住宅の再建も遅れていて、今後は住宅を修復するだけでなく、家の基礎の下の地盤改良まで考えるといろいろな課題がある。
地盤改良は地域で行わなければいけないので、まず住民の合意も必要。
建設業者が足りないのも、遅れている原因。
また、傾いた家に住み続けると、幼稚園児が平均台をまっすぐ歩けなくなったり、自転車に乗った主婦が道路が傾いて見えたり・・・との報告もあり、健康調査もやらなければならない。
地盤改良はかなりお金がかかる。
液状化被害についての国の動きは、復旧と復興を分けて考えているところがある。
地盤改良の予算をもらうには、国の意識を改める必要がある。
いますぐ既存の宅地も含めて全域の地盤改良を一からやっていくのは無理。建て替えのチャンスを利用して少しずつ進めたり、助成金を作って住民に地盤改良を促すことも一つの方法だとしている。
地震から、一年以上たった今だからこそ、また新たな問題が出てきます。
目先の事だけでなく、長期的な視野で見て、液状化に取り組んでいるということがよく分かりました。
国との考え方の違いなど、大変な課題はたくさんありますが、小さな一つ一つの取り組みを確実にやっていくことが大切なんだと思いました。
私も出来ることから、こつこつと努力していきたいと思います。