皆さん、こんにちは!足立区北千住にある歯科医院、
荻原デンタルクリニック歯科医師の髙橋です。
今回は、むし歯のリスクを少し減らす紅茶の飲み方についてお話ししたいと思います。
一般に紅茶のpHは約5.5と言われており、紅茶の種類によってはさらに低いものもあるため、頻繁に摂取することは、酸性食品に由来する「酸蝕症」のリスクを上げる可能性があります。
一方、紅茶には、フッ化物やポリフェノールといったう蝕抑制作用をもつ成分も含まれていますので、例えば、紅茶に砂糖を入れずに、牛乳を入れてミルクティーとして飲むことは、カリエスリスクをコントロールする工夫の1つとしておすすめです。
ただし、摂取する紅茶の量と頻度が過度になると、臨界pH値の5.5を下回る機会が増えるため、歯にはあまり良くありませんので、飲み方や回数を少し意識しながらティータイムを楽しんでみて下さい!