皆さん、こんにちは!足立区北千住にある歯科医院、
荻原デンタルクリニック歯科衛生士の棚田です。
気温の変化が大きく、体調を崩している方が多いようですが皆さんは大丈夫ですか?
私はそろそろ扇風機を出そうか悩んでいます!
当院では院内感染が起こらないように、器具の滅菌や消毒を行って対策をしています。
一般的にも、殺菌を謳ったものや、消毒スプレーなど、「菌」に対するグッズが沢山ありますが、
滅菌や殺菌、消毒どんな違いがあるかご存知ですか?
「滅菌」はあまり聞き慣れない言葉かもしれませんが、医療機関ではよく使われる言葉で、
文字の通り、すべての菌を死滅させ、除去した状態のこといいます。
日本薬局方では微生物の生存する確率が100万分の1以下になることをもって、滅菌と定義します。
この滅菌は、器具などに対して行うものです。
次に「殺菌」は、文字通り、菌を殺すということを示していますが、殺す菌の対象や程度は決まっていません。ですので、おおげさに言うと、一部の菌を殺しただけでも殺菌と表示することができます。
それに対して「消毒」は物体や生体に、付着または含まれている病原性生物を、死滅または
除去し、害のない程度まで減らしたり、感染力を失わせた状態をいいます。
その他にも、除菌や抗菌など似たような言葉もあります。
それぞれどんな違いがあるか知っていると、菌対策グッズなどを購入する際に、役に立ちそうですね♪