皆さん、こんにちは!足立区北千住にある歯科医院、
荻原デンタルクリニック歯科医師の髙橋です。
今回は、学校歯科健診についてのお話しです。
学校では、「学校保健安全法施行規則」により、毎年6月30日までに定期健康診断を行うことが義務付けられており、健康診断当日に欠席した生徒も、必ず後日受診することになっています。
以前は結果のお知らせを、う蝕や疾患のある生徒にのみお渡ししていましたが、本年度から、全ての生徒に通知するようになりました。
健康であれば、「健康である」ということを評価するようになったのです!
昭和59年度の12歳児の一人平均う蝕経験歯数は「4,75本」と、虫歯の罹患率が高かった時代と比べ、平成27年度の12歳児の一人平均う蝕経験歯数は「0.9本」でした!
素晴らしいですね!
その一方、現代の子ども達は、生活時間が大人化し、ストレスも大人同様増加傾向にあり、
生活習慣病とも言われる歯肉炎が増えてきていると言われています。
学校で「虫歯や歯肉炎があります」という結果をもらったら、出来るだけ症状が軽いうちに歯医者さんに行くようにしましょうね!