皆さんこんにちは!ルミネ千住歯科クリニック衛生士の森です。
習慣的に歯磨きをしているにもかかわらずう蝕に罹患したり、砂糖の摂取量が多くてもう蝕に罹患しない人がいます。これは、う蝕がミュータンスレンサ球菌群による感染症であるが発症には様々な因子が複雑に絡み合う多因子疾患のためです。その発症要因として主要なものが食生活習慣です。う蝕予防のための食品摂取方法は以下の3点が重要となります。①何を食べるかだけではなく、どのように食べるか、いつ食べるかという視点で食事や間食の摂取を考えましょう。②唾液は自浄作用、緩衝作用、再石灰化促進作用を有し、う蝕の発症や進行を抑制します。そのため、野菜、キノコ、海藻などの食物繊維を多く含む食品を取り入れ咀嚼回数を増加させ、唾液分泌を亢進させる献立を工夫しましょう。③間食にはプラーク中で酸を産生しない非う蝕性甘味料を使用したキャンディー、ガム、スナック菓子を選びましょう。トクホマークはむし歯の原因になりにくい食品、歯を丈夫で健康にする食品を表示しています。
う蝕予防にそしてご自身の健康のために食生活習慣を見直してみましょう。
う蝕は食生活習慣病
2017年5月6日