みなさんこんにちは。ルミネ千住歯科クリニック、歯科医師の地曵です。
台風が過ぎ、また熱い夏が戻ってきましたがいかがお過ごしでしょうか。
今回は歯磨きと眠気の関係についての話です。
ランチ後の眠気対策の一つに歯磨きがあります。歯茎が刺激されると、その刺激により脳内の眠気につながる睡眠ホルモンの【メラトニン】の分泌が減ると言われています。ですので、ランチ後眠くなった時に歯磨きをする事でメラトニンの分泌を抑えて頭をスッキリさせる事ができます。ミントなどのスッキリする歯磨き粉もあわせて使うと、より効果があるかもしれません。
一方で、夜の就寝直前の歯磨きは上質な眠りの妨げになる可能性があるので注意が必要です。こちらも、歯茎の刺激により【メラトニン】の分泌が抑制されることで目が覚めてしまうことがあります。
理想は就寝の1時間ほど前には歯磨きを終わらせてしまうことだそうです。
ただし、歯磨き後の糖の摂取は虫歯の原因になります。就寝前の喉が渇いた際は水や麦茶など糖質が含まれていないものを摂るように心がけてみましょう。