皆さんこんにちは、ルミネ千住歯科クリニック歯科衛生士の森です。
春のあたたかい気候は過ごしやすくて気持ちがいいですね!
自然界がのびのびと芽吹くように、人の体も冬に滞っていた物がどんどん排出されて、体調や精神的にも揺らぎやすい時期です。
東洋医学では5臓(肝・心・脾・肺・腎)のそれぞれの働きは季節の流れと連動していると考えられています。そして 肝 が活発に働くのが春。立春から5月にかけてです。
本日は肝について少しお話しさせていただきます。
肝には大きな働きが2つ。1つ目は気や血の流れを円滑に行き渡らせること。2つ目は血を貯める臓としての働きです。
そしてその肝が弱っていると口腔内にもサインが表れます。一つは喉がつかえる、詰まった感じがする。もう一つは口の中が苦くなります。
肝の働きを正常に保つためには気の流れをスムーズに保つこと。春は自然と気が満ちて物事がめまぐるしく動きます。気が巡るのはいいことですが、同時に肝を整える養成が必要です。深呼吸、よく笑う、身体を締め付ける服は避ける、髪を縛らない、帽子を被らないなんかも気と血の巡りを円滑にします。
最後に気の滞りを改善し、血流を促す食材のご紹介です。にら、春菊、ちんげんさい、菜の花、梅、ブロッコリー、レモン。どれも旬の食材ですね。
肝を整えて心地よく季節のスタートを切りましょう!
肝
2021年4月15日