皆さんこんにちは。ルミネ千住歯科クリニック、歯科衛生士の高須です。
最近は気温が下がり、過ごしやすい季節になってきましたね!
とろこで皆さん、お口の中にカビの元となる菌(真菌)が潜んでいるのをご存知ですか?
特に、義歯やマウスピースを使っている方
は要注意です。
お手入れが十分でないと、義歯やマウスピースは細菌の温床になってしまいます。
カビの元となる菌はどなたのお口にも存在する菌ですが、免疫力が低下すると増殖してしまいます。
放っておくと『口腔カンジダ症』といって、歯ぐきが白くなったり、赤く腫れ痛みが出てしまうことがあります。
では、そんなカビ菌の発生を抑える注意事項をお伝えします。
一つ目は、洗浄時に、歯磨き粉(研磨剤入り)を使わないことです。
歯磨き粉に含まれる研磨剤は義歯やマウスピースを傷つけてしまい、目に見えない細かい傷か出来ることによって、余計に細菌が付着しやすい環境が作られてしまいます。
もう一つは、硬い歯ブラシを使わないことです。義歯やマウスピース(ゴム製の物は除く)はプラスチックでできています。硬い歯ブラシでは歯磨き粉同様、傷がついてしまいます。
お手入れは、1日1回義歯洗浄剤につけましょう。
1日使ったら、まず、義歯用ブラシか、義歯用に別に用意した柔らかい歯ブラシで目に見える汚れ、ぬめりを優しくおとしていきます。
その後、洗浄剤につけましょう。
カビによって義歯の痛みに繋がることもありますので、清潔に保つと良いです。
マウスピースも専用の洗浄剤につけ、正しく洗って清潔に保てるようにしていきましょう。