皆さん、こんにちは!足立区北千住にある歯科医院、
荻原デンタルクリニックの歯科衛生士の中里です。
皆さん、食事の時に何回噛んでいるか数えたことはありますか?
検査値には現れない「隠れ糖尿病」というのが、問題になっていますが、食後高血糖は血管内面が高血糖に長くさらされるため、糖尿病だけでなく動脈硬化も引き起こしやすくなります。
隠れ糖尿病・食後高血糖を予防する方法として、ゆっくりと食事することが勧められています。
とくに炭水化物を急いで食べると、血糖が急激に上昇してインスリンの分泌が追い付かずに、食後高血糖の原因となります。
食事の時は、まず野菜類からゆっくりと食べ始めると、炭水化物による血糖の急上昇が抑えられます。
そしてしっかりと咀嚼することが大切です。
咀嚼回数が増す(一口20~30回)と、それだけ時間のかかる食事となり、血糖値の急激な上昇が抑えられます。
むし歯や歯周病の治療、またメインテナンスで健康な口を守っていくことが、咀嚼を支えることにもつながります。
糖尿病予防のためにも、お口の中を一度、見直しませんか?