皆さん、こんにちは!足立区北千住にある歯科医院、
荻原デンタルクリニック助手の佐藤です。
ミュータンス菌についてお話しします。
ミュータンス菌とは虫歯の一種ですが、虫歯を作るときに主役を
演じるのが「ミュータンス菌」です。ミュータンス菌が多い人は、少ない人より虫歯になる
可能性が高くなります。お砂糖をエサにしてプラークを作り、強い酸を出します。
キシリトールには、このミュータンス菌を弱らせる働きがあるのです。ちなみに、虫歯の進行
に大きく関わっている虫歯菌をラクトバチラス菌といいます。
ミュータンス菌の特徴
・人の口から口へというルート感染する
・お砂糖を材料にネバネバのグルカンを作り、歯にピッタリくっつく
・強い酸を作りだす
・酸性の環境でも平気で暮らせる
・虫歯の始まり(脱灰)に重要な役割を果たす
赤ちゃんにはミュースタンス菌はいないので
乳歯が生え始めるころから3歳くらいまでに、おもに
保護者であるお母さんのお口からうつるといわれています。
なので、日ごろからお母さんはお口の中をキレイに
してミュースタンス菌を少なくする努力が必要なのです。