皆さん、こんにちは!足立区北千住にある歯科医院、
荻原デンタルクリニックの歯科医師の鎌田です。
ここ最近はぐづついた天気になっていますね。
空梅雨になったかと思えば、こんな天気になり、振り回されてしまいますね。
さて、今回は歯周病と早産・低体重児出産の因果関係の論文を読んだので、書きたいと思います。
いくつもの研究がなされている中で、根拠のある論文を抽出し、まとめたところ、歯周炎の妊婦は早産に対して1.7倍、低体重児出産に対して2.11倍、早産・低体重児出産に対して3.57倍の危険率が示されたそうです。
歯周病が早産・低体重児出産のリスク因子であることは、疫学的にもメカニズムにおいても明らかにされつつあります。しかし、歯周治療が早産・低体重児出産を抑制できるかどうかは、もう少し研究が必要なようです。