皆さん、こんにちは!足立区北千住にある歯科医院、
荻原デンタルクリニックです。助手の佐藤です。
熱いスープ、辛いキムチ
こんなのが鼻にはいったら痛くて大変なことになってしまいます!
でも口のなかなら大丈夫。なぜでしょうか。
口の粘膜の表面は「重層扁平上皮」といい
平ぺったい細胞が何重にも積み上がってできています。
この構造のおかげで舌の組織は、熱い、辛いなどの刺激から守られて
います!!
そてに対し、鼻の粘膜は食べ物の刺激に耐えるしくみに
なっていません。繊毛というブツ毛のような細かい突起がたくさんたっていて
粘液がいつも分泌されています。
ふかふかなジュータンに水をこぼしたような感じです。
鼻からすった空気のゴミやバイキンは、ここでおおかた落ちて
粘膜にはりつきます。
そしてのどに運んで
飲み込んでしまうのです。
ゴミがたくさんあって運べないときは
「くしゃみ」で一気に汚れを吹きとばし
鼻の粘膜をキレイにりせっとします!!
鼻と口のなかをおおう粘膜は、必要があってこんな
別々のしくみになっているのです!!