皆さん、こんにちは!足立区北千住にある歯科医院、荻原デンタル
皆さんは、どのような時にご自身の歯の色を気にしますか?それは、結婚式などの人前に出る場面だったり、新しい人との出会いの場面かもしれません。
歯の色を白くする「ホワイトニング」は、今や広く知れ渡っていますが、どのような原理で歯が白くなるのでしょうか?
ホワイトニングは薬剤を用いて歯の表面を白く見えるように変化させる、というものです。そのメカニズムとして現在では2つのことが解明されています。
一つは、ホワイトニング剤を使用して歯の表面の着色物を白く漂白させるというメカニズム。もう一つはホワイトニング剤を使用して歯の表面構造を変化させる、というメカニズムです。
ホワイトニング剤は過酸化水素や過酸化尿素が主成分です。これを歯に塗布すると、歯の着色物を無色透明に分解します。
しかし、歯の表面が無色透明になっても、歯の内部(象牙質)の色が透けてしまうため、歯は白くなりません。ホワイトニング剤によって歯の表面の組織構造を変化させ、曇りガラス状にすることで光の乱反射で歯が白く見えるのです。
この様なメカニズムで歯が白くなるため、元々の歯の内部(象牙質)の色や、歯の表面の着色層の厚さによってホワイトニングの効果に個人差が出ます。
ホワイトニングについて分からないことや興味がありましたら、お気軽にご相談ください。