皆さん、こんにちは。
ルミネ千住歯科クリニック、歯科衛生士の寺田です。
梅雨入りし、ジメジメした気候が続きますね。
雨にも負けず、今月も頑張っていきましょう!
今回は安静時空隙についてお話していきます。
皆さん、歯と歯の間がくっついてる状態は、一日でどれくらいだと思いますか?
答えは一日「20分ほど」です。長いと感じましたか?
短いと感じましたか?
歯と歯がくっついてる状態は、基本、食事の時と喋る時だけなので、意外と少ないのです。
安静時(特に意識していない普段の状態)では、口を閉じている時に上下の歯は、くっついていません。
この時のスペースを安静時空隙といいます。
安静時空隙のスペースは約2ミリであるといわれています。
このスペースが0。すなわち、上下の唇が触れている時に、歯が触っている状態はノーマルとはいえません。
日常臨床において、歯ぎしりや食いしばりによるトラブルをかかえている方は、ほとんどのケースで安静時空隙が0です。
歯ぎしりや食いしばりを自覚されている方は、ぜひ安静時空隙を意識してみてください。