皆さん、こんにちは!足立区北千住にある歯科医院、
皆さんは、
口唇が切れた際は、早く処置をしないと硬結や感染によってきれいな形に治すのが難しくなります。消毒をしたうえで1日以上放置しないようにします。また、歯肉のケガは歯の損傷も考慮する必要があります。傷口を触らないよう、軟らかめで刺激の少ない食事にして、いずれのケースも速やかに医療機関を受診してください。
歯がグラグラしたり(不完全脱臼)抜けてしまった(完全脱臼)場合、隣の歯がしっかりしていれば、グラグラになってしまった歯を両サイドの歯で固定してもたせることができます。 放置すると動揺(グラグラ)が大きくなったり歯の神経が死んでしまったりするので、早めに歯科を受診してください。
完全に抜けてしまった場合、抜けた歯を乾燥させず、早急に元に戻すことで歯の再植が可能です。不潔な状態でなければ、その場で抜けた部位に差し込んでも構いません。その場合、次の3点を留意してください。
⑴歯根を触らないようにする。
⑵抜けた歯を乾燥させず、また、歯根を覆っている細胞の浸透圧を考慮して、歯の保存液や牛乳、生理的食塩水、あるいは吐き出した唾液に浸しておく。
⑶できるだけ速やかに、できれば30分以内に歯科を受診する。
歯根が折れてしまうと抜歯になるケースがほとんどですが、歯冠が折れた場合には歯と同じ色をした材料(樹脂)で比較的簡単に修復することができます。歯髄(歯の神経) に影響が出てしまうと、その処置を施した後にセラミックや金属冠を被せるようになります。
打撲などの重症な場合は、顎の骨を骨折してしまう場合もあります。上顎と下顎をワイヤーで結んで固定する方法をはじめ、全身麻酔によって手術するケースもありますので、そのような際は口腔外科のある病院を受診してください。
このように、様々な外傷の対処法がありますが、お子様がいらっしゃる方はお子様の怪我にはくれぐれも注意して下さいね!