皆さん、こんにちは!足立区北千住にある歯科医院、
荻原デンタルクリニック歯科医師の高山です。
ホームドクターにとって、「親知らずがあって良かった!なくて良かった!?」
というフレーズは悩ましいところです。
親知らずは隣の歯に悪影響を及ぼすことがありますが、
他に歯がダメになって抜歯した際に、移植するのに使えることがあります。
なので親知らずを抜くべきかどうかは、私たちドクター側も
明確な判断基準を理解しておかなければりません。
一般的にいえば20歳前後で虫歯のリスクが少なく、根の治療を受けたことのない方、
歯周病のリスクが低い方では下の親知らずは抜歯することが多いです。
下の親知らずは隣の歯に悪影響を及ぼすだけでなく、
歯列全体に悪影響(歯並び)をぼすかもしれないからです。
上の歯は将来的な問題を起こしにくいことから抜歯は控えることも多いです。
もちろん親知らずの形によって移植に使える、使えないがありますが、
天然のトゥースバンクとして活用していくのも1つの選択肢ですね。