皆さんこんにちは!ルミネ千住歯科クリニック、歯科助手の松村です。
今回は口腔ケアの重要性についてお伝えします。口腔ケアは、口の中だけでなく体全体の健康を維持するために必要なケアです。
口腔機能が低下すると、「噛んで味わう」「飲み込む」といった動作をスムーズに行えなくなるため、十分な栄養を摂取できません。栄養不足状態が続くと、運動機能の低下や認知症の進行、さらなる摂食障害につながる可能性があります。口腔ケアは、歯磨きや口腔内の洗浄で歯周病などを予防するだけでなく、摂食トレーニングや誤嚥性肺炎の予防といった高齢者の身体機能の回復につながる内容も含みます。口腔ケアを適切に行えば、高齢者に「おいしく食べる」という生きがいを取り戻させられるばかりか、介護をする側の負担を軽減させることもできます。
口腔ケアの種類は2つ「セルフケア」と「プロフェッショナルケア」があります。
セルフケアとは、歯ブラシやフロス、歯間ブラシなどを使ってご自身で口腔内を清潔に保つことです。
一方、プロフェッショナルケアでは、歯科医や歯科衛生士が口の中と全身の状態を見て、より専門的なケアとアドバイスをいたします。ケアの目的は、歯石・細菌・汚れの除去、口腔機能の維持と回復、日々の食生活の改善などです。
口腔内と体の健康を保つには、セルフケアとプロフェッショナルケアの両方を取り入れることが大切です。
日頃から、定期的に検診を受けることが体全体の健康にもつながります。
お困りの事があればいつでもご相談ください。