こんにちは！ルミネ千住歯科クリニック、受付助手の松村です。

最近では、だいぶ春らしい気候になってきましたね。ですがこの時期は、感染症が流行する季節です。

喉や鼻の中にある粘液は、ウイルスなどの侵入を防ぐ役割をしていることをご存知ですか?

感染症を予防するためには、口の中を清潔に保つことが大切です。

口の中は、常に300種類以上の細菌や真菌が生息しており、私たちの体は腸内細菌と同じように、口の中の細菌とも上手に共存しています。口の中に細菌が適切に存在することで、多くの病原体の感染を防ぐのです。

しかし、口の中が不衛生になり、細菌が増えてしまうと、一部の細菌が産み出す物質(プロテアーゼなど)が、粘膜の防御機能を破壊してしまうことがわかっています。また、飲み込む機能が弱っているご高齢の方では、唾液に混ざった細菌が肺に入り、肺炎を引き起こすことも知られています。

むし歯や歯周病を予防するだけではなく、インフルエンザや肺炎、コロナウイルスといった全身的な感染症を予防するためにも、口腔ケアは欠かせないことなのです！

基本は、毎日の歯磨きが大切です！食後は口腔内細菌が増殖しやすい環境になるため、毎食後に歯磨きをしましょう。

そして、ご自身では落としきれない汚れはプロの技術で、定期的にケアしていきましょう！検診でお待ちしております！