みなさんこんにちは!ルミネ千住歯科クリニック、歯科衛生士の座間です。
お昼など、歯磨きができない時にキシリトールガムを噛むのってどうですか?と患者様からご質問頂くことがあります。
残念ながら、ガムを噛むことが歯磨きの代わりにはなりません。やはり歯垢は歯ブラシやフロスなどを使わないと取れない細菌の塊です。
しかしながら、ガムを噛むことは唾液の分泌を促しますので、再石灰化が促進されます。
噛むのなら甘味料としてキシリトールの量が多いもの(できれば100%)がお勧めです。
キシリトールガムでしたら、むしばの原因となるミュータンス菌を減らして、酸を作らせない働きがあります!
入れ歯などでガムを噛めない方にはキシリトール100%のタブレットなども販売されています。
むしば予防には適切なブラッシング、定期検診、フッ素の応用や、規則正しい食生活が基本です。キシリトールガムはあくまでむしば予防の補助的な意味合いで利用しましょう♪