皆さん、こんにちは。荻原デンタルクリニック 院長の荻原です。
今日は、噛む事の重要性ついてお話します。
噛めば噛むほど唾液がたくさんでます。唾液の中には神経成長因子や、
インスリン様成長因子などが含まれています。
神経成長因子には神経細胞の修復を促す作用、神経細胞の生存を維持する作用、脳の損傷を修復する作用、脳神経の機能を回復し脳の老化を防ぐ作用があります。成長ホルモンにより調整されると考えられている神経成長因子は、インスリンに似た働きをする事で、糖尿病の予防や改善に役立つことが期待されています。
また唾液は抗酸化作用によって食べ物に含まれる活性酸素を除去し、体が酸化されるのを防いでいます。
これらの事から、健康な歯を保ち、しっかりと噛める事で唾液が出る事が重要であると思いますので、噛み合わせの管理をしていきましょう。