皆さん、こんにちは。ルミネ千住歯科クリニック院長の荻原です。
金属アレルギーの症状は以下の二通りです。1.接触性皮膚炎:よく知られているのはネックレス、ピアスや時計などの装飾品によるいわゆる(皮膚のかぶれ)です。汗の中には金属をイオン化しやすいため、装飾品ををつけていた場所が赤く腫れたり、かぶれたりします。即時型アレルギーと呼ばれるものです。装飾品以外にも金属の粒子が含まれている化粧品やメガネのフレームなどもアレルギーの原因のなる事があります。この場合は原因となるものが触れている場所に起こるので原因を見つけやすく、対応はしやすい事になります。2.全身型金属アレルギー:イオン化した金属が皮膚や粘膜から取り込まれることで、体の離れた部位に症状が出てきます。いわゆる遅延型アレルギーです。最近では歯科用金属による危険性がよく取りざたされています。原因が口の中の金属であっても、口の中に症状が出るとは限らず手のひら・足の裏やお腹などの発症する事があります。そのため症状のある部位に薬を塗ってもなかなか治らないわけです。当院では日本メタルフリー歯科学会の認定医が、金属アレルギーの相談にのっております。