皆さんこんにちは。ルミネ千住歯科クリニック院長の荻原です。本日は食べ物にアレルギーと歯科治療についてお話ししたいと思います。歯科治療そのものには影響がないかもしれませんが、食品の中に含まれる金属が食べ物アレルギーの元になっている場合は、詰め物やかぶせものでアレルギー症状を発症するかもしれません。食べ物アレルギーがある場合、原因と思われる食べものや症状の説明、今飲んでいる薬、持病の有無、また乳児であれば母乳栄養か人工栄養が、食物日記などが診療の参考になります。食べ物アレルギーを持つすべての人が金属アレルギーになるわけではありませんが、[全身型アレルギー]といって、卵・牛乳・小麦などのアレルギーを合併する金属アレルギーがあります。食べ物アレルギーの方で歯科治療を行う必要がある場合、金属だけでなく、使用予定の歯科材料を対象にしたパッチテストを受ける事をおすすめします。
食べ物アレルギーと歯科治療
2018年7月14日