皆さんこんにちは!ルミネ千住歯科クリニック、歯科衛生士の松田です。気温も暖かくなり、だんだんと春の訪れを感じますね。
今回は、「誤嚥性肺炎」についてお話しします。
誤嚥(ごえん)とは、唾液や食べ物を飲み込む時に食道ではなく、気管に入ってしまうことです。誤嚥性肺炎は、細菌が唾液や食べ物などと一緒に誤嚥され、気管支や肺に入ることで発症する疾患です。
加齢によって噛む力が弱くなったり、舌を動かす筋肉が衰えたりすることで、食べ物を飲み込む嚥下機能が低下する高齢者に多く起こります。
誤嚥性肺炎は、お口の中に存在している細菌が原因であることが多いとされており、入れ歯の洗浄が不十分だったり、むし歯や歯周病があったりして、口腔内が清潔に保たれていない場合、細菌が増殖して誤嚥をしたときに肺炎が起こりやすくなります。
そのため、誤嚥性肺炎は口腔ケアにより、リスクを減らすことができます。
誤嚥性肺炎の予防には、むし歯や歯周病はきちんと治療し、毎日の口腔ケアでお口の中を常に清潔に保つことが重要です。
むし歯や歯周病の早期発見、肺炎予防のためにも、歯科医院での定期検診を受けることが大切です!
ぜひ、お待ちしております^ ^