みなさんこんにちわ!ルミネ千住歯科クリニック、歯科衛生士の榎本です。
子供の虫歯予防、どうすればいいんだろう・・・
今回は、マイナス1歳(赤ちゃんが生まれる前)から始める歯科予防についてお話し致します!
実は、赤ちゃんのお口の中に虫歯菌はいないのです!
ということは、感染しなければ虫歯にならないのです!
お母さんはじめ、家族と同じスプーンを使うことで感染してしまうのです。
この虫歯菌は、ミュータンス菌と言われているのですが、赤ちゃんの歯が生え始めている時に感染してしまうと、そこを住みかとして、ミュータンス菌が定着し、繁殖してしまうのです。ミュータンス菌は、糖を栄養にして歯を溶かす酸を出します。小さなお子さんは、甘いものが大好きなことが多いと思います。
そんな危険な状態から守ってくれるのが、キシリトールです!
キシリトールは、食べ続けることで、虫歯菌の質を「善玉菌」に変えてくれます。つまり、お母さんのお口の中の虫歯菌を「善玉菌」に変えておけば、お子さんに感染したとしても、お子さんの状態はそれほど悪くならないということです。
ぜひ、マイナス1歳から始める歯科予防を考えてみてはいかがでしょうか?