皆さんこんにちは!ルミネ千住歯科クリニック、歯科衛生士の松田です。
皆さんは、フッ素は歯磨き剤以外にも、肉や野菜、牛乳、塩など、ほとんどの食品に含まれているということを知っていますか?
今回はそんなフッ素の3つの働きについてお話しさせていただきます。
フッ素はむし歯予防に関する様々な働きをしてくれます。
1、酸の産生を抑制
歯磨きで落としきれなかった歯垢(プラーク)が作るむし歯の原因菌を弱め、歯垢(プラーク)が作る酸の量を抑えます。
2、再石灰化の促進
酸により歯から溶け出したカルシウムやリンを補うこと(再石灰化)を促進します。
3、歯の質を強化
歯の表面を覆うエナメル質を、酸に溶けにくい性質に変え、むし歯への抵抗力を高めます。
フッ素は、子供ばかりではなく、大人にも有効ですので、是非、フッ素配合歯磨き剤を継続的に使用してむし歯を予防しましょう!
また、歯磨き後は、10~15mlの水を口に含み、1回程度すすぐことがおすすめです。口の中により多くのフッ素が残り、むし歯の予防に効果的に働きます。
ご自身でのケアと、歯科医院での定期的な検診でお口の健康を守りましょう!