皆様こんにちは、ルミネ千住歯科クリニック歯科医師の掛川です。
私事ですが、先日息子の乳歯が初めて抜けました!
そこで今回は、「乳歯から永久歯への生え変わり」についてお話ししたいと思います。
2歳から3歳頃に生え揃った20本の乳歯は、その後、おおよそ6歳から12歳頃にかけて、28本の永久歯(親知らずを除く)へと生え変わります。
この時期は、虫歯になりやすい時期でもあります。歯の頭に歯肉が被っていたりして溝に付いた食べカスを十分に除去できないこと。小学校高学年になり保護者の仕上げ磨きを卒業し、歯磨きが適切に行えていないことなどが原因です。
また、不規則な食生活や部活動などでスポーツドリンクなどの甘い飲み物の摂取が多い場合は要注意です!
虫歯菌は歯に付いた糖分から酸を産生させ、まだ生えたての柔らかい永久歯を溶かしてしまうのです。
永久歯はもう生え変わることはなく、一生使っていく大切な歯です。
定期的な歯科検診で、グラグラしてきた乳歯や、歯肉から頭を出してきた永久歯の位置を把握して、適切な歯磨きをすることが大切です。
フッ素を塗り、永久歯の歯質の強化をしてあげることもおすすめします。
「おや?グラグラしてきたかな?」と気づいたら、お子様にも歯に関心をもってもらう良い機会です。
健やかに歯が生え替わるよう、サポートさせて頂いたいと思いますので、ぜひ当医院へお越しください!