妊娠中の歯周病

こんにちは!ルミネ千住歯科クリニック 受付・助手の野澤です。

妊娠中は、ホルモンバランスの変化で唾液が減ってしまったり、つわりで歯磨きができなかったり、食事をこまめにとったりなど様々な要因で歯周病のリスクが高まります。

歯周病は、妊娠中の母親だけでなく、お腹の赤ちゃんにも悪影響を及ぼす可能性があります。

早産や低体重児出産のようなリスクを増加させるとされています。

通常、出産が近くなると、プロスタグランジンという物質が子宮で分泌されることによって、分娩が始まりあす。しかし、歯周病により炎症が広がると、それを抑えようとしてプロスタグランジンが作られてしまうため、分娩時と同じように子宮の収縮が促されて、早産が引き起こされてしまうのです。
また、母親が歯周病である場合、通常の出産よりも低体重児の割合が多いという調査結果があることから、お腹の赤ちゃんが正常な発育のためにも、歯周病にならないように対策を行う必要があります。

妊娠中の口腔ケアは非常に重要です!
体調の変化も大きく大変ですが、少しでも体調の良いタイミングで歯医者さんでのクリーニングをオススメします!

お口の細菌の数は?!

皆さんこんにちは!
ルミネ千住歯科クリニック、歯科医師の掛川です。

皆さんは、お口の中にどれほどの細菌がいるか想像したことはありますか?
大人の口の中には、300~700種類の細菌が生息しているといわれます。
歯をよく磨く人で1000~2000億個、あまり歯を磨かない人では4000~6000億個、さらにほとんど磨かない人では1兆個もの細菌が住み着いています。
寝起きの口腔内の細菌数は便の10倍とも言われています!

細菌が多く潜む歯周ポケットは、3mm以下が正常です。
歯周病が進行し、歯周ポケットが深くなり、中等度から重症になると、その表面積は55~72平方cmになります。
これは手のひらと同じくらいの面積です。
この面積が炎症を起こし、潰瘍化して細菌や化学物質が血流を通じて全身に散らばり、糖尿病や心疾患、脳梗塞などのリスクを高めることが知られています。

また、高齢者では誤嚥性肺炎の原因となることもあります。
誤嚥性肺炎は、口腔内の細菌が気管や肺に入り込むことで発症し、命に関わることもある深刻な疾患です。

これらのリスクを防ぐためには、日々の口腔ケアが重要です。
寝る前のフロスと歯磨き、定期的な歯科医院での歯石除去を行うことで、歯周ポケットをできるだけ浅くして、細菌が定着・増殖しにくい環境を維持して、全身の健康を守りましょう。

お口の正しい姿勢

皆さんこんにちは!ルミネ千住歯科クリニック、歯科衛生士の松田です。
4月に入り新生活が始まった方もいらっしゃるのではないでしょうか?最近は、寒暖差が激しいので体調を崩さないようにしましょう💦

今回は、お口の正しい姿勢についてご紹介したいと思います!
お口の正しい姿勢は、体全体の姿勢にも影響があります。

⭐︎舌は上あごに!
舌は上の前歯の裏の歯ぐきのあたりにくっついているのが正しい位置です。

⭐︎安静時は歯を離す!
お食事の時以外、安静時は上下の歯はわずかに離れていて、接していない状態が正しい位置です。

特にスマートフォンを操作している時や何かに集中している時など、無意識に上下の歯がくっついている人はくいしばっている可能性があり、注意です。

ぜひ、日常生活の中で意識してみて下さい!^_^

歯と花粉症の関係

皆さんこんにちは!歯科衛生士の西原です。
だんだん暖かくなり、春が近づいて来ましたね!
春になると、花粉症が辛いといった方も多いのではないでしょうか?

実は、歯と花粉症にはこんな関係があります。

花粉症の症状で鼻が詰まると、口呼吸が多くなり、お口の中が乾燥して虫歯や歯周病の細菌が増えやすくなります。
また、副鼻腔炎などによって歯茎が圧迫され、歯茎に痛みやむずむずとした違和感が出ることがあります。

身体の免疫が下がると、お口の中も影響を受けやすくなります。
つまり、【身体の健康はお口の健康】ということです!

まずはご自身で毎日の歯ブラシと、歯医者さんでの定期的な検診を受け、花粉の辛い時期も乗り越えていきましょう!

定期検診の大切さ

みなさん、こんにちは!
ルミネ千住歯科クリニック、受付の鎌田です。
春のように暖かい日もあれば冬のように寒い日もあり、日々の気温の変化が激しいですが、ご体調大丈夫ですか?
今回は定期検診について少しお話しさせていただきます。

定期検診とは、「一定の期間ごとに受ける検診」のことを指します。気が向いたら行くのではなく、コンスタントに通う事に意味があります。

定期検診では、歯石・歯垢の除去や毎日の歯磨きについての指導なども行っています。また、まだ痛みのない虫歯を早期に発見する事ができます。

歯石や歯垢は、虫歯の原因となる「細菌のすみか」です。細菌を取り除いて病気のリスクを少なくする事も定期検診の大切な役目になります。
虫歯は初期段階では痛みがなく、なかなか気づく事ができません。痛みを感じる頃には神経まで虫歯が達している事も珍しくなく、そうなると神経を取らざるを得なくなってしまいます。しかし、神経を取ってしまった歯は栄養が行き渡らず脆くなってしまう為、歯の寿命が短くなってしまうのです。

つまり、定期検診でまだ痛みのない虫歯を早期に発見できれば、歯の寿命をより長くできるのです!

一生自分の歯でおいしく食事をする為にも、ぜひ定期検診にお越しください!!

むし歯予防は歯磨きだけ?

みなさんこんにちは!
ルミネ千住歯科クリニック、歯科衛生士の座間です。

だらだら食べたり、糖を含む飲料をこまめに飲んだりすると、むし歯になりやすくなってしまうのはご存知ですか?

普段お口の中は中性に保たれているのですが、飲食をするとお口の中は酸性に傾き始めます。そしてある一定の所で歯の表面のエナメル質が溶け出します。これを脱灰と言います。
そして飲食終了後の20分~1時間程で、唾液の作用によってお口は中性に戻り、歯の表面が修復されます。これが再石灰化です。
私たちのお口の中では、飲食をする度に、この脱灰と再石灰化が繰り返されています。

これが、間食が多いとどうでしょう?
脱灰した歯が再石灰化する暇もなく、また脱灰し、お口の中はずっと酸性の状態になってしまい、むし歯になりやすい環境が出来上がってしまうのです。

間食だけではありません。飴をよく舐めたり、糖入りのコーヒーや炭酸飲料をちびちび飲んだりするのも同じです。

むし歯予防には歯磨きが欠かせませんが、こういった生活習慣を見直すことも大切ですね。

歯ぎしり・食いしばり😬

みなさんこんにちは!
ルミネ千住歯科クリニック、歯科衛生士の浜林です。

さて、本日は歯ぎしり・食いしばりについてお話しようと思います😬

普段の食事をする時に働く噛む力は100gの弱く短い力がかかると言われていますが、
歯ぎしり・食いしばりの時にかかる力は体重の約2倍。そして強く、
持続的に歯や顎にダメージを与えてしまいます☠️

考えられる原因は、
・飲酒
・喫煙
・カフェイン摂取
・ストレス

などが挙げられ、浅い眠りのときに起こりやすいといわれています。
特に多いのがストレス。環境の変化や日々の疲れによってストレスが溜まっていると、
その解消のために歯ぎしりをしてしまうのです。

歯ぎしりを続けると、、
・歯の摩耗、欠ける、割れる、痛み・凍み
・歯周、歯肉炎を引き起こしてしまう
・顎関節症
・頭痛・肩こり
などお口の中以外にも及びます。

対処方法は防ぐためには、日中意識していただくこと
(スマホにシールを貼るなど気付けるようにする)・夜はナイトガードと呼ばれる
マウスピースを装着して眠ることで、上下の歯が直接当たらないようにすることができます。
睡眠時の意識できない時間の歯ぎしりを抑える事で歯の磨耗や欠けを防げます。

当院でも作成可能ですので、気になる方はご相談ください😊

今週は雪の予報も出ていますので、お身体ご体調にもお気を付けてお過ごし下さい🍀

おすすめ歯磨剤

みなさん、こんにちは!
ルミネ千住歯科クリニック・歯科衛生士の梶原です。
今日はおすすめの歯磨剤をご紹介したいと思います。
歯磨剤は用途に合わせて種類がありますが今回は虫歯になりやすい方・虫歯を予防したい方におすすめの商品です。 
当院でも販売している
《チェックアップ スタンダード》です。
特徴としては
・高濃度フッ素配合(1450ppm)
・ソフトペーストのためフッ素がお口に広がりやすい
・歯や歯ぐきに優しい低研磨
・少ない泡立ちで磨きやすい
・やさしい香料
が挙げられます。
チェックアップの効果的な使い方は
・歯ブラシの同じ長さにペーストをのせる
・口腔内をしっかりブラッシング
・軽く吐き出し洗口は一回だけにする

通常の歯磨剤はたくさんペーストをのせてしまうと泡立ちが多く、すみずみまで磨きにくいですがチェックアップは低発砲のため量が多めでもしっかり磨くことが出来ます。

フッ素濃度が高いので6歳未満のお子さんには使用を控えて下さい。

歯磨剤に迷われた時はぜひ参考になさって下さい。

歯ブラシの交換時期

皆さんこんにちは!
ルミネ千住歯科クリニック・マネージャーの片野です。

今日は歯ブラシの交換時期についてお伝えしていきます!
皆さんは歯ブラシをどのくらいで交換してますか?
先日患者さんとお話ししたら、「そういえば何ヶ月使ってるだろう⁉︎」とおっしゃっていました。

実はおすすめの交換時期は【1ヶ月に1本】です!
歯ブラシの毛先が広がってきたら、交換するタイミングです。

【歯ブラシを使い続けるデメリット】
1.歯や歯茎を傷つける
毛先が広がってしまった歯ブラシは弾力性がなく硬くなります。
歯がしみたり、歯茎を傷つけて出血するといった症状が出ることがあります。

2.虫歯や歯周病になりやすい
毛先が広がった歯ブラシだと汚れを取り除く力が低下し、磨いているのに虫歯や歯周病が引き起こりやすくなります。

新品の歯ブラシであれば歯垢除去率が約100%、少し開いた状態だと80%、かなり広がった状態だと60%まで低下します。

3.細菌が繁殖する
歯ブラシは使い終わった後しっかり洗っても細菌は完全に除去されません。
使用回数が増えるごとに細菌量も増え、お口の状態を清潔に保つことが難しくなります。

最後によく質問されることについてもお伝えします!
歯ブラシが広がってなくても、1ヶ月で替えた方がいいか?ということをよく聞かれます。

歯ブラシの見た目が綺麗でも、1ヶ月以上使うのはおすすめしません。
先程お伝えしたように清潔に見えても歯ブラシに細菌が潜んでいる可能性が高いので、1ヶ月を目安に交換することが大切です。

ちなみに私は、毎月1日に新しい歯ブラシに変えると決めています(^^)
皆さんも1ヶ月に1本必ず歯ブラシを交換して、より良いお口の状態を保っていきましょう♪

ミュータンス菌について知ってますか?

こんにちは。歯科医師の伊東です。

みなさんはミュータンス菌という言葉を聞いたことがありますか?
ミュータンス菌とは、虫歯の原因となる菌です。

 ミュータンス菌は、私たちが食事を食べた後、食べかすのなかの糖質を分解し、歯垢を作ります。 歯垢はとてもネバネバしており、歯にべったりと付着します。また歯垢は、ミュ ータンス菌の好む環境のため、このなかで増殖し、酸を作りだします。この酸により、歯が溶かされ、むし歯になってしまうのです。

【虫歯ができるメカニズムに合わせた対策】
①食べかすの中から糖分の吸収←糖分の多い飲食物を控える

②歯垢の形成←適切なブラッシングによる歯垢の除去

③酸の形成←唾液分泌の促進(唾液には緩衝能という作用があります。緩衝能とは、食事や        間食によってお口の中が酸性に傾いた時に、中性に戻す作用のことです)

④歯の溶解← フッ素入りの歯磨き粉の使用による歯質の再石灰化
      定期的な歯科受診で、早期発見・治療

同じ虫歯でもブラッシング苦手で虫歯になる方、唾液分泌量が少なく虫歯になる方などさまざまです。
虫歯になりやすい方には、虫歯ができるメカニズムを知り、対策をしていただきたいです。
お気軽にご相談ください。

お電話でのご予約・お問い合わせ tel.072-690-7886
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