予防・メンテナンスについて

悪くならないよう
「予防」することが大切です
悪くなったところを治療するだけでは、お口の健康は保てません。治療が必要とならないよう、予防することが大切です。むし歯、歯周病はどちらも細菌に感染することで起こる病気です。しっかりとした予防ケアを継続することで、リスクは大きく低減できます。毎日のお手入れと定期的な予防ケアで、お口の健康を守りましょう。
TROUBLE
このような場合はご相談ください
- むし歯になりたくない
- 残っている歯を大事にしたい
- 歯周病が心配
- 生涯自分の歯で食べたい
- 歯をクリーニングしてほしい
- 正しい予防ケアを身につけたい など
当院の予防・メンテナンス

月間600人以上が
予防メンテナンスに来院
当院には、ひと月あたりで600人以上もの患者さんが予防メンテナンスのために来院されます。多くのかたが予防ケアの重要性を理解しておられるからです。予防ケアの中心的な役割を務める歯科衛生士も経験豊富で、さまざまな患者さんの予防ケアから学んだ知識や技術を活かして、日々の診療にあたっています。

一人ひとりに合わせた
予防プログラム
お口の状態は患者さんごとに違い、生活スタイルなどにより日頃のケアにかけられる時間なども異なります。当院では、歯科衛生士がこうした患者さんの条件をきちんと理解した上で、ブラッシング指導、クリーニング、フッ素のコーティングなど、そのかたに適した予防プログラムを提案いたします。

位相差顕微鏡による検査
お口の中の細菌の状態を知ることは、一人ひとりに合った治療や予防プログラムの提供につながります。位相差顕微鏡を使って、お口から採取した汚れや唾液を観察することで、むし歯菌や歯周病菌の種類や状態、数を確認できます。
治療内容
毎日歯みがきをしていても、知らないうちにお口の汚れは溜まってしまいます。お口の中を良い状態に保つために、定期的に歯科医師や歯科衛生士による専門的なケアを受けましょう。

スケーリング
むし歯菌や歯周病菌の増加を抑えるために重要なケアです。
スケーラーと呼ばれる器具を使い、主に歯の表面についた歯垢や歯石をきれいにします。

PMTC
歯科医師や歯科衛生士が、専用の機器を使って行うクリーニングです。日々の歯みがきでは取れない歯石や着色汚れもきれいにします。

ブラッシング指導
お口の健康維持には、そのかたに適した方法によるブラッシングが欠かせません。歯科衛生士がより効果的なブラッシングをご案内いたします。
予防ケアの中心は、歯みがきなど毎日のお手入れです。効果的な歯みがきの方法や用具の選び方、使い方はもちろん、お口の健康にとって重要な食習慣についてもアドバイスを差し上げます。

歯みがき
お口の健康維持のために毎日の歯みがきは必須です。歯科衛生士のアドバイスを活かして、ご自身に合った方法でしっかりとみがきましょう。

補助清掃用具
デンタルフロスや歯間ブラシの選び方、使い方をご案内します。歯ブラシが届きにくい部分の汚れも、きれいにしてください。

食習慣の見直し
毎日の食事はお口の健康と密接な関係にあります。生活スタイルなども踏まえて、お口の健康に役立つ食習慣についてアドバイスを差し上げます。
口腔機能低下症
(オーラルフレイル)について

お口の老化は
生活の質を低下させます
「口腔機能低下症(オーラルフレイル)」とは、加齢に伴って起こるお口の老化の初期状態です。食べづらい、飲み込みづらい、発音や滑舌が悪いなど、お口の機能に支障が現れ、生活の質の低下につながります。全身の健康や誤嚥性肺炎などのリスクにも関わってくるため、できるだけ早い段階から予防対策を始めることが大切です。
定期検診について

治療が済めば
それで終わりではありません
当院では、患者さんのお口の状態や生活習慣などを踏まえて、定期検診をご案内しております。問題のある部分を治療しても、日頃のケアや専門家による定期ケアを怠ると、再び問題が生じてしまいます。お口の中を良い状態に保ち、トラブルの早期発見・治療につなげるために、定期的な受診をぜひ習慣にしてください。